どうも、Tです。
仕事がないので、何か新しい収入源を確保したいと思いグッズ販売に乗り出しました。
グッズの作成方法も自分で作るや業者にお願いするなど色々ありますが、今回はpixivFACTORYでグッズ作成→BOOTHで在庫を持たずに販売するようにしました。
pixivFACTORYとBOOTHの連携方法について、詳しく解説しているサイトがなかったので備忘録。
目次
pixivFACTORYとBOOTHの関係
pixivFACTORYとは
画像をアップロードするだけで、1つからグッズを作成できるサービスです。
2020年6月時点で65種類のグッズが作成できます。
アクセサリー
アクリルキーホルダー
缶バッジ
ステッカー
スマホリング
ICカードステッカー
アクリルバッジ
ピンバッジ
各種ケース
手帳型iPhoneケース
手帳型Androidケース
iPhoneケース
クリアiPhoneケース
パスケース
名刺入れ
レザー製名刺入れ
日用品
マグカップ
モバイルバッテリー
メガネ拭き
タオル
タンブラー
Tシャツ
白Tシャツ
Tシャツ(短納期)
カラーTシャツ
レディースTシャツ
フルグラフィックTシャツ
ロングスリーブTシャツ
ラグランTシャツ
キッズTシャツ
Tシャツ(シルクスクリーン印刷)
ファッション
パーカー
トートバッグ
サコッシュ
キャップ
スウェット
ウインドブレーカー
タイツ
長傘
インテリア
アクリルフィギュア
アクリルブロック
抱き枕カバー
クッションカバー
枕カバー
アクリルスマホスタンド
アクリル時計
ブランケット
パズル
卓上ミニ傘
屏風
文具
マスキングテープ
クリアファイル
リングノート
ポーチ
ペンケース
下敷き
印鑑ケース
捺印マット
イベント必需品
名刺
アートプリント名刺
テーブルクロス
アート
ポストカード
タペストリー
ミニタペストリー
ポスター
キャンバス
パネル
複製画(プリモアート)
BOOTHとは?
グッズをネット上で自分の販売サイトを作成して、販売できるサービスです。pixivFACTORYと連携して利用することが可能です。
pixivFACTORYと連携することにより、物理的な作成から発送までを自動化でき、在庫を抱えることがありません。
pixivFACTORYとBOOTHの連携方法
pixivFACTORYのアカウント作成
pixivFACTORYのサイトから「新規登録」からアカウントを作成します。
好きな方法を選択してアカウントを作成しましょう。
BOOTHのアカウント作成
BOOTHサイトからアカウントを作成しましょう。「ログイン」をクリックします。
先ほど作ったpixivアカウントで連携します。
連携できました。右上にpixivで作成しあたアカウント名が表示されます。
BOOTHで作品出品準備
BOOTHサイトで販売サイトの準備をしていきます。
アカウントの「作品出品しよう」をクリックします。
「登録スタート」をクリックします。
ショップのURLとなるドメイン名を入力します。
使用できない文字列の場合は、「使用できません」が表示されます。が、使用できる場合も表示される場合がありました。
その際は、Webブラウザを更新すると直ります。
URLが決定したら、「ショップを作成」をクリックします。
ショップが完成しました。ショップ管理画面が表示されます。
売上状況確認やショップからメッセージが届くを読めるようになっています。
ショップが作成されると登録のメールアドレスに確認メールが届きます。
メールを確認して確認しましょう。確認が終わるとBOOTHの管理画面に下記メッセージが表示されます。
アカウントのメニューにショップに関するものが増えます。
ショップの設定
ショップ管理から設定を行っていきます。
「ショップ基本設定」を設定します。項目は下記になりますが、「ショップの公開設定」は次章で設定する外観の設定ができたら公開するようにしましょう。
設定内容 | 説明 |
---|---|
ショップの公開設定 | ショップをインターネット上の公開する設定です。 |
ショップ名 | ショップの名前を登録します。 |
ショップ紹介文 | ショップの説明を登録します。 |
サブドメイン | サイトのURLです。※ショップ公開後は変更不可。 |
プロモーション | pixivやpixivFANBOXなどど連携するかの設定です。 |
Webサイト | 自分のWebサイトをショップ上からリンクする設定です。 |
Googleアナリティクス | トラッキングIDを入れるだけでGoogleアナリティクスを利用できます。 |
発送までの日数 | 自宅に在庫を抱えて販売する場合にユーザーが商品を待つ目安の日数を設定します。 |
「送料設定」を設定します。特に指定はないので、デフォルトです。
「売上の振込先」を設定します。銀行口座を設定しておきましょう。銀行口座以外にPayPalも設定できるようです。
「オーナー情報」を設定します。自分の連絡先を設定しておきましょう。
「特定商取引法に基づく表記」を設定します。最初から記載してくれているのでデフォルトで利用しています。
ショップ外観の編集
ショップの見た目を設定しています。
「ショップ管理」の「外観の編集」をクリックします。
ショップのヘッダー画像や色を設定します。
画像サイズは、 1500px x 500px推奨が推奨です。
ショップの設定は終わりです。グッズを作って商品を販売できるように設定していきます。
商品を売り出したい
pixivFACTORYでグッズ作る
pixivFACTORYから「グッズをつくる」をクリックします。
作成したいグッズのタイプを選択します。今回は白地のTシャツを作成してみます。
Tシャツの印刷面を設定します。正面印刷だけでやってみます。
「画像を追加」をクリックします。画像を追加画面が表示されるので、アップロードする画像を選択します。
画像をアップロードすると何やら色々設定できるようです。今回は画像ですべて加工済みなのでそのままいきます。「プレビュー」をクリックします。
Tシャツに印刷された際のイメージ(プレビュー画像)が表示されます。問題なければ「保存」をクリックします。
少し待つと作成が完了します。ネットショップで販売した場合は、続いて「ネットショップで販売」をクリックします。
今回はBOOTHで販売したいので、「オンデマンド販売」をクリックします。
「商品登録へ進む」をクリックします。※BOOTHサイトが自動的に開きます。
BOOTHに商品を登録する
BOOTHサイトが開くと下記の画面が表示されます。「商品名」を入力して「情報編集画面へ」をクリックします。
商品名以外の情報(説明や価格など)を登録していきます。項目多いので、記載内容は、下記にまとめました。
設定内容 | 説明 |
---|---|
商品名 | 商品の名前を設定します。 |
商品画像 | デフォルトでは、プレビューの画像が入っています。
差し替えや画像を追加できます。 |
イベント | イベント会場で頒布する場合にイベントを設定することができるようです。(1イベントのみ) |
カテゴリ | 商品カテゴリを変更できます。
デフォルト作成時に選択したカテゴリが設定されています。 |
年齢制限 | 全年齢かR-18か設定できます。 |
商品紹介文 | 商品の紹介文を記載するフリースペースです。
見出しを入れたり、Youtube動画の埋め込みも可能です。 |
タグ | 商品検索時利用されるタグ名です。
他にもBOOTHのおすすめ機能などにも利用さされるようです。 |
海外配送系サービスの利用許可
(許可する or 許可しない) |
BOOTHが提携している海外販売・配送を行うなどの外部サービスやアプリに商品を表示するかどうかの設定です。
「萌购任你购」と「BUYEE」の2つと提携しているようです。 |
バリエーション名(サイズ毎) | S・M・Lなどのサイズ名ですが、任意の文字を含めることもできます。 |
マージン(サイズ毎) | 自分の売上取り分額の設定です。
原価+マージンが販売価格として自動設定されます。 |
おまけファイル(サイズ毎) | 購入者に特典ファイルを配布できる機能です。無料範囲では、下記で使えるようです。
1ファイル容量:1GB 総容量:10GB 別途料金(月550円)で、総容量を100GBまで拡張可能。 |
限定販売数 | 購入者1人あたりの注文限界数の設定です。0は上限なしです。 |
設定後に「公開で保存する」をクリックします。
商品が登録されました。ショップのURLを見ると商品が公開されて購入できるようになっています。
辞めたいとき
ショップを辞める時の手順もなかたので試してみました。今回はBOOTHアカウントもpixivアカウントもやめる方針でやってみました。
BOOTHの削除
商品削除
まずBOOTHに登録してある商品をすべて削除します。
削除しないとこの後の手順でエラーになってしまいました。
BOOTHショップ削除
BOOTHの「ショップの管理」->「ショップの設定」画面を開き、右下にある「ショップを削除」をクリックします。
確認画面でアカウントのパスワードを入力して「ショップを削除」をクリックします。
これでBOOTHで作成したショップの削除が完了しました。
BOOTHアカウントの削除
次にBOOTHのアカウントを削除します。
「アカウント」->「アカウント設定」画面を開きます。ページ右下にある「アカウントを削除」をクリックします。
アカウントのパスワードを入力して「アカウントを削除」をクリックします。
BOOTHのアカウント削除が完了しました。
pixivアカウントの削除
次にpixivのアカウントを削除します。削除項目を探しましたが、辿り方がわかりませんでした。下記のURLから削除ができるようです。
不思議なのが、退会処理後に2週間もかかる点・・・手動で退会処理しているのだろうか?
アカウントのパスワードを入力して「退会する」をクリックします。
退会処理が完了しました。※おそらく2週間後くらいに削除されます。
その他情報
pixivFACTORYとBOOTHを使って感じてみたことです。
pixivFACTORYを使ってみて
所感
画像をアップロードするだけなので、非常に簡単です。まぁ他の類似サービスも同じような感じなのですが、下記の点がいいですね。
- UIがわかりやすい
- BOOTHとの連携が簡単
- pixivというある程度(一部の人にとっては)有名なサービスの安心感
- グッズの種類が作成が豊富(65種類)
画像サイズはおいくつなの?
各グッズの「アイテム詳細」に記載されています。
下記は、Tシャツの場合の例です。
https://factory.pixiv.net/products/white_tshirt
画像形式は?
各グッズの「アイテム詳細」に記載されています。
下記は、Tシャツの場合の例です。
https://factory.pixiv.net/products/white_tshirt
ロット価格が高い
各グッズの「アイテム詳細」に記載されています。
1点から作成できるのは非常にありがたいのですが、大量生産した場合も1点あたりの価格はそこまで安くなりません。小量生産の場合は非常に良いサービスですが、大量生産する場合は別サービスを検討した方がよさそうですね。
下記は、Tシャツの場合の例です。
発送日が結構時間かかる
グッズの種類によって変わりますが、8営業日~12営業日ほどかかります。
10営業日で考えると丸々2週間かかります・・・受注生産なのでしょうがないですが、他のサービスと比べると長すぎる印象がありました。
各グッズの「アイテム詳細」に記載されています。
下記は、Tシャツの場合の例です。
BOOTHを使ってみて
所感
操作性もシンプルで使いやすかったです。pixivと簡単に連携が取れるのはありがたいですね。在庫なしで、発送処理もしてくれるのが非常に手軽に始めれます。また、倉庫として利用するサービスもあり、機能追加などもされているようなので、これからにも期待です。
ホントに無料なのか?
基本的には無料です。有料サービスが下記にまとめられていました。
どれだけ利益がでるのか
利益は、商品に上乗せした分のマージン分になるので、どれだけ儲けたいは自分の匙加減次第です。ただ、原価はpixivFACTORYに後悔されているので常識的な範囲の設定が必要ですね。
また、BOOTHには、BOOST(金額上乗せ)機能があります。会計時に下記のようにユーザーが自分で上乗せ金額を入力できます。
自分の作品のファンを作ることも売上アップに貢献しそうです。
カテゴリ分けが有料
これは残念な点です。BOOTHでは登録した商品が優先的にショップの先頭に表示され、古いものは後ろに回っていきます。(行列のように・・・・)
カテゴリ分けをしたり、リストを綺麗にするのは月550円(税込)が必要になります。
販売に関してナビゲーションは綺麗にまとめておきたいものなので、残念です・・・売上がある程度上がるようなら使ってみたいと思っています。
売上高の振込期間について
入金の処理の規則に改正が入るようです。基本的に問題ないのですが、赤字引用している「未振込売上が6か月経過すると入金予定額から除外」の記載がきになりました・・・・。
必要事項の申し込みで返金となりますが、有効期限があるのか?申し込みに必要な事項は?など色々不安な部分あるので注視しておきたいです。
2020年6月20日(土)以降
「受取金額確定日から6ヶ月が経過している未振込の売上」をお持ちのショップでは、入金予定額が5,000円未満であっても自動で売上の振り込みが行われます
2020年6月20日(土)時点では、2019年11月分とそれ以前の未振込の売上をお持ちのショップが対象です
入金予定額が201円未満の場合、あるいは振込先が未登録の場合、振り込みは行われません(これまでと同様)
未振込の売上は、受取金額確定日から6ヶ月が経過した場合にシステム上で失効し、入金予定額から除外されます
ただし必要事項をお申し出いただければ弊社側の判断にてご返金いたします
どんな人が使うのが向いている?
pixivFACTORYとBOOTHを利用するのは、下記の方が向いていると思います。
- サブカル向けのグッズを作成したい人
- サブカルイベントで物販する人
- 価格は高くなっても、少数から(1個から)作りたい人
- いろんな種類のグッズを作りたい人
- 在庫は持たずに販売したい人
- 発送までに時間がかかっても待てる人(急ぎじゃない人)
大量に作ってロット価格を下げたい方には向いていません。かなりの出費になります。
まとめ
画像編集のスキルを上げるためにもいっぱいグッズを作っていこう!