どうも、Tです。
VMUG Advantageに登録した際の備忘録です。
目次
なぜ?
VMware製品に関わることが多く、テストや検証する際に評価用ライセンスを使うことが多いのですが、60日で評価期間が終わりまた再構築が必要になります。
再構築時間も結構な時間かかるので、一番よく使うvSphereに関しては、VMware vSphere Essentials Kit を購入していたのですが、年間約35000円の出費です。そして、vSphere以外は評価ライセンスなので、どうにかしたいなぁと思っていました。
で調べると年間$200USDでVMware製品の検証ライセンスが取得できるVMUG Advantageを見つけたので経費削減です。
僕が会社員で働いてた時は、VMUG Advantageって個人で登録できてなくて色々制約があったような記憶がありましたが、個人でも登録できるようになったようです。
VMUG Advantageってなに
VMUG(VMware User Group)にGeneral(無償)もしくはAdvantage(有償)になるといろいろな特典が手にはいります。その中でAdvantageに「365-day Evaluation Licenses」があり、これで1年間の評価ライセンスが手に入るんですね。
対象製品は下記になっております(2021年現在)すべての製品ではないもののオンプレで使うものは基本的にそろっています。Wrokspace ONEやクラウド連携が必要な製品は対象外っぽい?
VMUG Advantageのツイートを見ても「365-day Evaluation Licenses」目的で購入されてる人が圧倒的に多い模様。そりゃそうか。
VMUG Advantageの登録・支払い
VMUGに登録するため、下記のサイトの「Join VMUG」をクリックします。
Advantage Membershipの「UPGRADE TO VMGUADVANTAGE」をクリックします。
VMGUのアカウントがないので、「Become a member today!」をクリックしてアカウントを作成していきます。
下記の項目を入力して「CONTINUE」をクリックします。
必要な情報を入力していきます。結構数が多いので割愛しますが、淡々と入力していけば問題ないです。
入力が終わったら画面下部の「NEXT」をクリックします。
アカウントの登録が終わったので、Advantageを購入します。
1年間$200USDといいましたが、複数年購入するとディスカウントされます。一番ディスカウントされる3年でを選択しました。
VMUG Member + Advantage Single User Subscription – $200 USD
VMUG Member + Advantage Single User Subscription (2 years) – $360 USD
VMUG Member + Advantage Single User Subscription (3 years) – $510 USD
選択項目に問題がないことを確認し、「CONTINUE」をクリックします。
クレジットカード使えます。
プロモーションコードがあるとさらに割引されるっぽいです。探してみたけどコード見つからず・・・期間限定でアナウンスされてることもあるようなので探してみるのがおすすめです。「CONTINUE」をクリックします。
金額と支払い内容を確認し「SUBMIT」をクリックします。
購入することができました。
登録したメールに登録メール(Welcome to VMUG Advantage)と購入完了メール(Order XXXXXX was processed successfully.)が届きます。下記は登録メールです。
重要そうな部分を抜き出しました。特典のライセンスを利用するには、別途アカウント作成をする必要があり、1営業以内に案内メールが来ます。また、更新の際は新しいライセンスキーが発行されるので、1年たつ頃に手動でライセンスの入れ替えが必要っぽいです。
Your benefits aren’t yet available – within 1 full business day you will receive an email from noreply@kivuto.com prompting you to create your account.
*If this is a renewal, your EVALExperience will continue uninterrupted after you renew your membership. The new keys will become available once your current keys expire.
特典はまだご利用いただけません。丸1営業日以内に、noreply @ kivuto.comからアカウントの作成を求めるメールが届きます。
*これが更新の場合、メンバーシップを更新した後もEVALExperienceは中断されることなく継続されます。 現在のキーの有効期限が切れると、新しいキーが使用可能になります。
メール待った(2日後)
noreply @ kivuto.comからのメールを待ち続けていましたが、なぜか届きません・・・・。
変わりに、購入から12時間後くらいに「VMUG Advantage – Leverage your VMware Training Benefits」というタイトルでメールが届きました。
重要そうなところを抜粋。
Click here to activate your Education profile to automatically get VMUG Advantage program benefits when you use your account.
ここをクリックして教育プロファイルをアクティブ化し、アカウントを使用するときにVMUGAdvantageプログラムの特典を自動的に取得します。
とりあえず、アクティブ化していきます。
クリックすると下記画面にリンクされていたので画面に表示されている数字を入力して、「CONTINUE」をクリックします。
成功したようです。
自動で下記画面にリダイレクトされたので、登録していたメールアドレスを入力して「Next」をクリックします。
パスワードを入力して「Next」をクリックします。
下記のページにリンクされました。登録は問題なくできたようです。
しかし、画面のどこを探しても「365-day Evaluation Licenses」が見つかりません・・・・。
ネットで調べたところ「365-day Evaluation Licenses」は、下記のページからダウンロードできるとのことなので、下記にアクセスしました。
先ほどプロファイル登録した情報でログインできるのか?と思いとりあえずUsernameとPasswordを入力し「Sign In」をクリックします。(この辺りで正式な手順がわからずヤケクソです)
メール送ったぞのメッセージがでます。
メールを見ると下記のようなメールが届きました。なんとVMUG Headquarters <noreply@kivuto.com>から届ています。自動で送られるんちゃうんかいと思いつつ、ここでも登録しろよとあるので「Click here to complete yours rregistration」をクリックします。
usernameにメールアドレスが入っていました。他の項目を埋めて「Register」をクリックします。
入力して「Save」をクリックします。
「365-day Evaluation Licenses」を手に入れることができました。
VMware製品のライセンスキーを発行してみる
というわけで、モジュールのダウンロードとライセンスを取得してみたいと思います。今回はvCenterServer7で試してみる。
欲しい製品をクリックします。
ライセンスは1つまでとか、Advanrageじゃないとダメとか書いてくれてます。「Add to Cart」をクリックします。
Free(0円)で購入するイメージですかね。「Check Out」クリックします。
EULAが表示されるので全部読んで同意のうえ、「Accept」をクリックします。
アンケートみたいなものがあるので、入力して「Next」をクリックします。これ1回だけじゃなくてほかの製品ダウンロードする度きかれるのでちょっとうっとしい・・・。
ライセンスキーとダウンロードボタンが表示されあmす。「Donwload」をクリックします。請求書をメールで送ってくれてるメッセージも出ます。ちゃんと届いていました。(Freeなので請求メールはあるものの実際の支払いはありません)
ダウンロードします。
1回購入すると以下のようなエラーがでて新しいライセンスキーなどは発行できません。過去に発行したライセンスキーはViewで見えますし再ダウンロードも可能です。
VMUG Advantageのライセンスキーを使ってみる
vCenterにライセンスを登録してみました。有効期限がだいたい1年+1か月ですね。(おそらく契約した月を基準にしてるっぽい?)
ちなみに、vSphere ESXiのライセンスも1つしか発行しねーのか・・・と思ってたらCPUコア数カウントだったので複数台に割りて可能でした。16CPUというのが少なすぎていけてないですが・・・。
所感
いいと思うところ
なんやかんやこれだけでの製品が1年間検証で使えて年2万は安いですね。
残念に思うところ
vSphereCPUの数が少なすぎる
個人的にですが、1ライセンスで複数ホスト使えるのは非常によかったけど16CPUは少なすぎる・・・・。Essentialくらいの余力が欲しいところ。
2022年7月追記
CPU数をコアとして書き間違っていたようです。16CPUは16ソケット分(1PUCあたり32コア)なので検証用としては十分は数量が割り当てられています。
最新バージョン(ビルド)しかダウンロードできない
ダウンロードできるのは最新のビルドだけです(vSphereとvSANは一世代前も使える)。厳密にはビルドが1つ前だったり、最新が常に反映されてるわけではなさそう。
あくまで新しいバージョンの検証って位置づけなのかもしれないけれど、マイグレーションやバージョン混在の検証ができないのがつらい・・・こうなるとvSphereとかの安い正規版を買って古いものはそこから入手してとかになっちゃうので、ダブル出費が発生してしまう・・・。
あと、新しいビルドでたら新しいビルドがダウンロードできるのか謎・・・・。
わかりにくい
登録もそうですが、色々特典があるのに特典使うものによって、管理がバラバラでどこを見れば何があるのかよくわかりません・・・・。全体的に一本化した仕組みが欲しいなぁと思いました。
参考
まとめ
うれしいことはあると思いつつ、残念な発見も色々ありました。手放しで褒めるところばかりではありませんが、3年分かったので使いこなしていこうかな。
でも、思ってた検証環境の運用はできなさそうなので、VMware vSphere Essentials Kitも新しく買うことになりそう・・・・。