【DELL】PowerEdgeのCentOSにOpenManage Server Administrator

どうも、Tです。

DELL PowerEdgeにCentOSの入れて、OpenManage Server Administratorを導入するときに警告メッセージで導入ができない事象がありました。

あまり情報のなかったのでとりあえず備忘録。

環境

  • サーバー:R610
  • CentOS:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)
  • OMSA:OM-SrvAdmin-Dell-Web-LX-9.2.0-3142_A00.tar.gz

OMSAダウンロード先

Dell EMC OpenManage Server Administrator Managed Node(統合)、v9.2.0 | ドライバの詳細 | Dell 日本

OMSAに必要なパッケージは事前に導入されているものとします。

事象

setup.shを実行後に、下記のメッセージが出力されてOMSAが導入できない。

     Unrecognized / Unsupported Operating System or Architecture. This script cannot
     continue with the installation. Select rpms from the OS folder in
     the media that closely matches this Operating System to continue
     with the manual install.

原因

setup.shの中でOS種類を確認しているために発生しています。

PowerEdgeは、RHELをサポートしていますがCentOSは厳密にはサポートしていません。

対応方法

setup.shは、/etc/redhat-releaseを参照しているため、個々の中身をRHELに書き換えてあげます。

/etc/redhat-releaseは、/etc/centos-releaseのシンボリックリンクになっているため、

/etc/centos-releaseのバックアップを事前に取得しておきましょう。

修正前:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)

修正後:Red Hat Enterprise Linux Server release 7.7 (Maipo)

これでOMSAが導入できます。

導入後は、CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)にして元に戻しておきましょう。

Webブラウザでhttps://<ホスト名 or IP>:1311/で接続して画面が表示されればOKです。

参考

DELL PowerEdge R320(OS:CentOS5.8)にOpenManageをインストール
プログラミングやサーバ構築・運用に関するブログです。

まとめ

setup.shのメッセージ出力箇所を読めば割と簡単にわかりますが、動きを知らないとはまるポイントですね。