どうも、Tです。
検証環境でvSphere Clientがセッションタイムアウトになるたびにログインしなおすのが大変なので、セッションタイムアウトを無期限してみました。
環境
VMware vCenter Server:8.0.1.00000(21560480)
方法
vSphere Clientのセッションタイムアウトは、vSphere Client上からも設定できますが、GUI上では1分以上指定する必要があるため、無期限に設定できません。
しかし、設定ファイルを直接編集することにより、タイムアウトを無期限にすることができます。
vCenterへSSH接続し、「shell」コマンドを実行しshellモードになります。
Command> shell Shell access is granted to root
「/etc/vmware/vsphere-ui」ディレクトリへ移動し、「webclient.properties」ファイルをviで開きます。
root@k-vc [ ~ ]# cd /etc/vmware/vsphere-ui root@k-vc [ /etc/vmware/vsphere-ui ]# vi webclient.properties
ファイルの末尾にセッションタイムアウト無期限の下記設定を追記して保存します。
session.timeout = 0
設定が終わったから「service-control –stop vsphere-ui ; service-control –start vsphere-ui」コマンドでvSphere Clientサービスを停止して起動(再起動)します。
root@k-vc [ /etc/vmware/vsphere-ui ]# service-control --stop vsphere-ui ; service-control --start vsphere-ui Operation not cancellable. Please wait for it to finish... Performing stop operation on service vsphere-ui... Successfully stopped service vsphere-ui Operation not cancellable. Please wait for it to finish... Performing start operation on service vsphere-ui... Successfully started service vsphere-ui
vSphere Clientのセッションタイムアウトが無期限に設定できました。
参考
まとめ
本番環境でよくない設定ですが、検証環境が快適になりそうです。