Proxmox VEの仮想マシンを自動起動する

どうも、Tです。

Proxmox VE仮想マシンの自動起動設定を確認したので備忘録です。

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やりたいこと

Proxmox VE(ホストサーバ)が起動したときに、指定の仮想マシンを一緒に自動起動させたい。

環境

Proxmox VEは1台構成です。

  • Proxmox VE  8.4.0
# pveversion 
pve-manager/8.4.0/ec58e45e1bcdf2ac (running kernel: 6.8.12-9-pve)

設定

仮想マシンの自動起動の設定は、Proxmox VEの管理画面もしくはコマンドラインから行えます。

 手順では、仮想マシンが停止した状態で実施していますが、起動状態の仮想マシンでも設定することができます。

管理画面から行う場合

Proxmox VEに管理画面にログインし、「対象の仮想マシン」->「オプション」画面を開き、「ブート時に起動」を選択し後に「編集」をクリックします。

「ブート時に起動」にチェックを付け「OK」をクリックします。

「ブート時に起動」が「はい」になったことを確認します。

コマンドから行う場合

仮想マシンの一覧を取得して、設定対象のVMIDを確認します。

今回はVMID「206」が設定対象です。

# qm list
      VMID NAME                 STATUS     MEM(MB)    BOOTDISK(GB) PID       
--割愛--      
       206 k-awx                stopped    8096             100.00 0         
--割愛--

現在の自動起動設定(onboot)を確認します。

※デフォルトでは自動設定は無効のため、何も表示されません。

# qm config 206 --current | grep onboot

自動起動設定(onboot)を1(有効)を設定します。

 # qm set 206 -onboot 1
update VM 206: -onboot 1

設定が反映されていることを確認します。

# qm config 206 --current | grep onboot
onboot: 1

自動起動設定(onboot)をデフォルト(無効)に戻したい場合は、0(有効)を設定します。

# qm set 206 -onboot 0
update VM 206: -onboot 0

参考

QEMU/KVM Virtual Machines
qm(1)

まとめ

Proxmox VEは必要な時に起動して利用しているので、手動で仮想マシンをポチポチと起動する手間が省けてよかったです。

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