どうも、Tです。
Webサイトを制作して、スマホ表示に問題ないかの確認で開発者ツールは使いますが、あれも完璧ではありません。
実機の場合に表示が崩れるなどが往々にしてありますが、機器を買うお金もないのでAndroidのエミュレーターを利用して確認する方法を試しました。
目次
やりたいこと
エミュレーターやクラウドサービスなどいろいろありますが、僕は純正が好きなのでGoogleさんが提供しているAndroid Studioという開発ツールを使うことにしました。
Studioの中の機能のAndroid Virtual Device(AVD)という機能を用いて、Windows上でAndroidスマホを動かし、Webサーバーに接続して表示状態の確認を行えるようにします。
Android Studioは、MacにあるXCodeのようなアプリケーション開発が本来の使い方ではりますが、割と役に立ちます。
環境
- ホスト:Windows10 バージョン1903
- Android Studio 4.0 for Windows 64-bit
Android Studioは、CPU・メモリ・ディスク容量をかなり消費するのでノートパソコンよりデスクトップで利用する方がよいです。必要スペックは、以下のようになっております。https://developer.android.com/studio
インストール方法・環境セットアップ
Android Studioインストール
下記のサイトからAndroid Studioをダウンロードを開始します。
利用規約に同意しダウンロードします。
ダウンロードファイルを実行します。
「Next」をクリックします。
そのまま「Next」をクリックします。
インストールフォルダを指定して「Next」をクリックします。
インストールが開始されます。
インストールが終わったら「Next」をクリックします。
「Finish」をクリックします。
デフォルトのまま「OK」をクリックします。※これは過去環境の設定ファイルを読む込むかどうかの設定です。
利用データを送るか送らないかを選択しクリックします。
セットアップウィザードが走るので「Next」をクリックします。
Standardでもよいのですが、試しに「Custom」を選択しました。「Next」をクリックします。
JDKのインストール先を指定して「Next」をクリックします。
UIを選択して「Next」をクリックします。
インストールに必要なものを選択して「Next」をクリックします。
AVDはあとでセットアップするのでここはデフォルトで進めました。
「Next」をクリックします。
「Finish」をクリックします。
コンポーネントのダウンロードが開始されます。
終わったら「Finish」をクリックします。
Android Studioが使えるようになりました。
AVD(Android Virtual Device )を使う
AVDを利用できるようにセットアップしていきます。
Android Studioの右下にある「Configure」->「AVD Manager」をクリックします。
「Create Virtual Device」をクリックします。
AVDでどのデバイスを動かすのかを選択します。今回は、「Phone」->「Pixel XL」にしました。「Next」をクリックします。
必要なAndroidバージョンをクリックしてダウンロードします。
「Accept」を選択して「Next」をクリックします。
「Finish」をクリックします。
ダウンロードが終わったら「Next」をクリックします。
AVDに名前を付けて「Finish」をクリックします。
Managerに登録されたので、▷をクリックしてAVDを起動します。
AndroidスマホのAVDが起動しました。
日本語表示にする
英語のままは使いにくいので、日本語表示にしておきます。
HOME画面でマウスでクリックしながら上にスライドします。
「Settings」をクリックします。
「System」をクリックします。
「Language&Input」をクリックします。
「Languages」をクリックします。
「Add a language」をクリックします。
(かなり下の方にある)「日本語」をクリックします。
「日本語」が追加されるので、右の=記号をクリックしながら一番上になるように移動します。
これでAVD上のWebブラウザを起動してWebサイトにアクセスすると表示できるようになりました。
ネットワークに勝手につながってる
AVDを起動するとデフォルトでネットワーク接続できたので調べてみました。
下記に詳しく記載されていますが、AVD毎にネットワーク環境が作成されているようです。便利ですね。
参考
まとめ
がっつりテストする場合、クラウドサービスを使う方がよいのでしょうが、お金もないので無料で手軽に使える環境を手に入れて満足です。
僕自身、Androidの開発はしていないので、細かく使うというよりビューワーとしての利用用途が高くなりそうです。