【PowerCLI】リソースプールの操作

どうも、Tです。

Power CLIを使ってリソースプールの操作を行ってみました。

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やりたいこと

vSphere Clientでいうと下記のリソースプール関連に関しての操作を行います。

リソースプールの取得

すべてのリソースプール

形式

Get-Resourcepool

サンプル

 Get-Resourcepool | Format-Table -AutoSize -Wrap

vCenter配下のリソースプールが表示されます。Resourcesは、クラスタのルートリソースプールを表しています。この時は、クラスタが2つあったためResourcesが2つ表示されています。

指定のクラスタのリソースプール

形式

Get-Resourcepool -Location <クラスタ名>

サンプル

Get-Resourcepool -Location testCluster | Format-Table -AutoSize -Wrap

クラスタオブジェクトを変数で指定することにより、指定したクラスタ配下のリソースプールを取得できます。

指定の名前のリソースプール

形式

Get-Resourcepool -Name <リソースプール名>

サンプル

Get-Resourcepool -Name cls1-pool01 | Format-Table -AutoSize -Wrap
Get-Resourcepool -Name cls1* | Format-Table -AutoSize -Wrap

ワイルドカード使えます。

特定の仮想マシンが含まれるリソースプール

形式

Get-Resourcepool -VM <仮想マシン名>

サンプル

Get-Resourcepool -VM ubuntu01 | Format-Table -AutoSize -Wrap
Get-Resourcepool -VM ubuntu* | Format-Table -AutoSize -Wrap

ワイルドカード使えます。指定の仮想マシンが含まれるリソースプールを取得できます。

リソースプールの作成

クラスタ配下にリソースプール作成

形式

New-ResourcePool -Location <クラスタ名> -Name <リソースプール名>

サンプル

New-ResourcePool -Location testCluster -Name cls1-pool03

オプションを指定せず作成するとデフォルト値で作成されます。

指定できるオプションと対応する設定について記載しておきます。

オプション設定値項目
-CpuExpandableReservation$true / $falseCPUの予約タイプ
-CpuLimitMhz数値CPU制限
-CpuReservationMhz数値CPU予約
-CpuSharesLevelHigh:高

Normal:標準

Low:低

Custom :カスタム

CPUシェア
-MemExpandableReservation$true / $falseメモリ予約タイプ
-MemLimitGB数値メモリ制限GB指定
-MemLimitMB数値メモリ制限MB指定
-MemReservationGB数値メモリ予約GB指定
-MemReservationMB数値メモリ予約MB指定
-MemSharesLevelHigh:高

Normal:標準

Low:低

Custom :カスタム

メモリシェア
-NumCpuShares数値CPUシェア値
-NumMemShares数値メモリシェア値

-NumCpuShares/-NumMemSharesを付けた場合、SharesLevelは自動的にCustomになります。

リソースプール配下にリソースプール作成

形式

$<変数名> = Get-ResourcePool -Location <クラスタ名> -Name <既存リソースプール名>
New-ResourcePool -Location $<変数名> -Name <作成するリソースプール名>

サンプル

$pool03 = Get-ResourcePool -Location testCluster -Name cls1-pool03
New-ResourcePool -Location $pool03 -Name cls1-pool03-01

既存のリソースプールオブジェクトを変数に格納し、その変数をNewのLocationに指定することで、多段のリソースプール作成が可能です。

リソースプールの変更

調査中

リソースプールの削除

調査中

参考

Get-ResourcePool Command | Vmware PowerCLI Reference
Retrieves the resource pools available on a vCenter Server system. The cmdlet returns a set of resource pools that correspond to the filter criteria provided by...
New-ResourcePool Command | Vmware PowerCLI Reference
This cmdlet creates a new resource pool with the provided inputs on the location that is specified by the Location parameter.

まとめ

Power CLIについて下記の記事にまとめていっています。

【随時作成中】VMware vSphere PowerCLIまとめ
どうも、Tです。 以前、esxcliコマンドを使ってESXiホストを設定する際に使用しそうなコマンドをまとめました。 ...

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